断面修復作業

こんにちは。愛知県名古屋市で橋梁補修を行っている株式会社TCKです!


本日は名古屋市の現場にて断面修復作業を作業員3名で行いました。



断面修復とは


コンクリート構造物は、ジャンカなどの初期欠陥、塩害、中性化などの劣化、


衝突などの損傷によって、部分的にコンクリートの断面欠損が起こることがあります。


このような断面欠損は、構造的な視点、耐久性の視点、美観の視点から考えて、好ましくないこともあります。


断面修復工法では、このような部分的で小規模な断面の欠損に対し、モルタルやパテ材で修復する方法です。



まず断面修復部分を探す作業から始まります。


主に点検ハンマーを用いてコンクリート部分全体を叩いていきます。


欠陥場所は目視と音で違いがわかります。


コンクリートの浮き,はく離,鉄筋露出、すべて探し終えたら次の段取りに入っていきます。



コンクリートサンダーで切り込みを入れていき、ハンマードリルで鉄筋が出るまで


はつっていきます。


鉄筋が出たらディスクサンダーで錆を落としていきます。


落とし終えたら鉄筋防錆材として,亜硝酸リチウム水溶液および亜硝酸リチウム含有ポリマーセメントペーストを鉄筋表面に塗布します。


そして最後に亜硝酸リチウムを混入したポリマーセメントモルタルを用いて,左官工法にて断面修復完了です。




断面修復で注意する点はサンダーやハンマードリル等の


電動工具を多く使用するので手元には十分注意して作業しました。



来週からの作業も気を引き締めてやっていきたいと思います。